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浮気・不倫

2016年11月16日

別居中の浮気や不貞行為は慰謝料請求ができるのか?

ケンカする夫婦

たとえ別居していてもお互いに結婚関係にある事は確かです。そんな中で知らない内に浮気や不貞行為を働かれてしまえば腹が立ちますよね。でも、法律として相手に慰謝料を請求出来るのでしょうか?

基本的にはほとんどの場合は慰謝料は請求出来ません。別居状態である事が既に夫婦生活の破綻とみなされるからです。しかし条件次第では別居でも慰謝料を請求出来る場合があります。

慰謝料請求権とは

そもそも慰謝料の請求の権利はどんな時に発生するのでしょうか?まず肝心なのは、その出来事がなければ安定した夫婦生活を営む事が出来たであろうと判断出来る事です。

波風のなかった生活が突如として浮気や不貞で破壊されてしまった。そんな場合に発生するのが慰謝料請求権です。元から安定などしていなくて、もはや離婚したと同じ状態であるのならその意味はありません。

大前提として正常な結婚生活を営めていた。もしくは営もうとしていた。という事が証明されなければならないのです。同居の場合は1つの家庭として成り立っていますが、別居は既にバラバラな状態なのでその証明は困難を極めます。

別居でも夫婦生活は安定している状態とは

それでは別居でも夫婦としてきちんと機能していた。もしくは夫婦としてきちんとやろうとしていた。という状態というのはあるのでしょうか?

実際、いくつかのパターンとして別居でも夫婦の絆は破壊されていなかったと判断される場合があります。その例外を以下で説明します。

単身赴任中だった

これは誰が見ても明らかに破綻していない別居状態と言えるでしょう。会社から転勤を言い渡されたけれど既に購入した家があった。もしくは子供が学校に通っていて転校は悪い影響が出る。などの理由で単身赴任になる事はあります。

しかし単身赴任中の浮気と言うのは良く聞く話です。やはり物理的な距離が離れるとどうしても同じような気持ちでいるのは難しくなります。離れている分余計に愛情を継続するにはお互いの努力が必要となるのです。

これを怠るとそれぞれ相手に対する愛情をどんどん失っていって、義務感だけの夫婦となってしまい、最後には浮気に走ってしまう場合があります。

とは言え、そもそもは仕事の為に別居したのですから、夫婦として崩壊していた訳ではなく、別居後も家族として営みを続けていくつもりだったという事はほぼ間違いなく認められるでしょう。

単身赴任は別居の内で最も浮気や不貞行為で慰謝料を請求しやすい状態だと考えていいと思います。そもそもがお互いにこの状態を別居だと意識もしていないのではないでしょうか。

関連:単身赴任が原因で離婚する確率は高い!現地妻との不倫やその他の理由

片方が勝手に出ていった

これもまた判断が簡単なケースです。出て行かれた方にとっては青天の霹靂で何が起こったのか分からないという場合が多く、この際残された方には夫婦関係を解消する意思はありません。

もちろん出て行った方は慰謝料を請求する権利をほとんど失いますが、出て行かれた方なら浮気相手に慰謝料を請求する事も可能です。浮気をした挙句駆け落ちなどのパターンはこれにあたりますね。

とりあえず相手を探し出すのが先決ですが、見つける事が出来たらぜひ慰謝料を請求してください。

ただし自宅に浮気相手を招いて本来のパートナーを追い出して別居となった場合は、もちろん追い出された方が慰謝料を請求する事になります。とりあえずそれぞれの立場の証明が出来るようにしておくのが良いでしょう。

別居する事でやり直そうとしていた

このパターンで本当にやり直せたという例をほとんど知りませんが、実際の所はともかく、とりあえず夫婦生活を続ける意思があったとして浮気や不貞行為が行われた時に慰謝料を請求出来る可能性はあります。

この場合、お互いに連絡を取り合って、時々ちゃんと生活を共にしたりしているという夫婦関係の継続を証明する行動が必要となります。別居して連絡もせずに会いにも行かないとなればそれはもはや破綻しているので、夫婦関係が継続しているとは認められない事が多いようです。

また、この別居の場合はお互いに何のために別居するのかを話し合ってお互いに納得しておく必要があります。金銭的にも互いに援助をしているという実績がなければなりません。

別居状態だと慰謝料請求は認められにくい

別居で慰謝料請求が認められる可能性があるパターンを紹介しましたが、それを見ても分かる通り、別居状態の場合なかなか慰謝料は認められにくいと考えて良いでしょう。

普通別居していればそれは離婚の前段階と他人は考えます。本人がいくらまだ夫婦で愛情があったと言っても、相手がそれを否定して別れる事を前提に別居をしていたのだから浮気や不貞行為ではなく新しい関係を築こうとしていたと言えばそれが認められやすいのです。

そう考えると、別居という状態は相手が浮気するために持ち出した条件とも思えます。離婚はまだしたくないけれど自由に浮気したいから別居するのです。一緒に生活していては浮気相手を家に呼ぶ事はなかなか出来ません。

別居をした時点で相手は浮気を考えていると思って良いでしょう。上記の3番目のパターンなどは、自由に浮気をするための言い訳と考えても良いぐらいです。本当にやり直そうと考えているのなら、一緒に生活をしなければなりません。

人と言うのは体の距離が心の距離と言うように、離れるとたちまちお互いの事が分かり辛くなってしまうものです。親子だって数年離れただけでもうまるで他人のようにギクシャクしてしまう事だってあります。

ましてや夫婦は元々は他人同士です。一度離れてしまえばもはや他人に戻るしかありません。関係を続けたいなら少々苦しくても一緒に生活してやり直そうとするのが当然です。それをしないという事で察しておくべきでしょう。

一度別居に了承してしまったら相手は浮気をし放題という事を考えておくべきです。そして浮気をされてどんなにショックを受けても、別居後だと慰謝料も請求する事が難しくなってしまうのです。

浮気相手には慰謝料請求出来ない場合も

浮気相手に対しては慰謝料請求の条件が整っていても請求が出来ない場合もあります。それは相手が結婚している事実を知らなかった場合です。いわば相手も被害者であり、騙された立場になります。

浮気したパートナーが自分は独身である、またはもう離婚した、などと偽りの情報を相手に与えて、その上で関係を構築した場合、相手の責任を追求する事は出来ません。本当は知っていたとしてもそう言い張られると請求が難しくなるのです。

この場合、事前にきちんと調査をして、相手が家庭のある人と知っていて浮気や不貞行為を行ったと言う証拠を集めておく必要があります。パートナーに裏切られて、そのパートナーを奪った相手の責任も追求出来ないのでは辛すぎます。

パートナーが浮気をしていると気付いたら、早めに詳しく周辺を調べておく事がとても大切です。慰謝料を貰えると貰えないとでは、新しくやり直すにしろ、全く違うと言って良いでしょう。

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一緒に住んでいるのに別居と判断される場合も

中には同じ家に一緒に住んでいるにも関わらず、別居中と判断されて慰謝料請求が認められない場合もあります。それが家庭内別居と呼ばれる状態です。

家庭内別居は同じ家に住んでいてもお互いに接触が無く、家計も別々で、既に夫婦生活は破綻しているとみなされる状態です。家庭内別居とみなされてしまったら、片方が浮気をしても慰謝料請求が通らない事があります。

夫婦生活と言うのはお互いが協力して生活を営むという前提条件があるので、相手に対する金銭や生活環境の幇助が必須となります。この前提が崩れ去っている場合は、もはや夫婦ではないと判断されてしまうのです。

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